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D-subコネクタとは?
D-subコネクタはその形状およびピン数によって分類される。広く用いられている命名法は、1文字目がDサブコネクタを表し、2文字目がシェルサイズ (A=15 pin, B=25 pin, C=37 pin, D=50 pin, E=9 pin)、続く数字がピン数を表す。例えばDA15はシェルサイズA(15ピンコネクタのサイズ)の15ピンコネクタを表す。9ピンサイズにあたるシェルサイズEに15ピンを配列したものはDE15と呼称され、これはDA15と異なり3列にピンが配置された形状をしている。 |
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コンピュータ用としては主に次のものが使用されている。 |
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9pin(DE-9コネクタ) |
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RS-232などシリアルポートで使われる。 |
Atari 2600のジョイスティック端子にも使われた。これは後々、俗に「アタリ規格」と呼ばれ、これを各社が独自に改良し、多数のボタンを扱えるようにしたもの含めPC-8801・PC-9801・MSX・X68000・FM TOWNSなど、日本国内向けの独自規格機で採用された。 |
PC-9801の一部機種では、バスマウスのコネクタとして用いられた。 |
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15pin(DA-15/DE-15コネクタ) |
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ピンが2列のDA-15コネクタは、ゲームポートでよく見受けられる。日本国内向けの独自規格機やMacintoshではアナログディスプレイの接続に使われた(機種間のピンアサインは異なる)。 |
ピンが3列のDE-15コネクタ(通称ミニD-Sub15ピン)は、主にAT互換機でアナログディスプレイの接続で使われ、同用途限定の物に限りVGA端子と呼ばれる。Atari Jaguarのジョイスティック端子としても使用されたが、ネジ止めによる固定が出来ないために抜け落ちやすく、不評であった |
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25pin(DB-25コネクタ) |
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セントロニクス方式などパラレルポートおよびRS-232などシリアルポートで使われる。Macintosh等でSCSIコネクタとしても使われた。 |
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以下の種類のコネクタは「ハーフDサブ」などと呼ばれて広く使われているが、本来はDサブとは別の規格である。 |
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50pin(HDB-50コネクタ) |
SCSI機器の接続で使われる。 |
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68pin(HDB-68コネクタ |
SCSI機器の接続で使われる。
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2014年4月16日 15:31
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